コレクション展「中西夏之 光の条件」2025/4/12~6/29 神奈川県立近代美術館 葉山
2025/04/06
神奈川県
中西夏之《紗幕孔穿》展示風景(部分) 1997年撮影 撮影:後藤充 ©Natsuyuki Nakanishi
展示概要
中西夏之(なかにし・なつゆき/1935-2016)は、独自の思索を通じて絵画を空間や身体とのつながりにおいて実践した、戦後日本を代表する画家のひとりです。そして2025年は、中西が晩年の大きなテーマとしたシリーズ〈着陸と着水〉の記念すべき1作目を、当館の旧鎌倉館の新館で発表してから30年となります。
本展では、当館に新収蔵された同シリーズの2作目となるインスタレーション《紗幕孔穿》(1996)や〈中央の速い白〉、さらに近年寄託を受けたシリーズ〈二ツのリンゴ〉(1972-1975)や関連する素描そして貴重な資料などを展示し、この画家が生涯をかけて思考を続けた絵画の成り立ち、絵画が生まれる場を探ります。
開催情報
- 会 期:2025年4月12日(土)-6月29日(日)
- 休館日:月曜日(5月5日を除く)
- 開館時間:午前9時30分-午後5時(入館は午後4時30分まで)
- 観覧料:一般250円 20歳未満・学生150円 65歳以上100円 高校生100円 *中学生以下の方と障害者手帳等、ミライロIDをご提示の方(および介助者原則1名)は無料です。 *無料開館日:5月18日(日)国際博物館の日
- 会 場:神奈川県立近代美術館 葉山(展示室3b、4)