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企画展「没後10年 古田足日のぼうけん」2024/8/10~9/29 県立神奈川近代文学館

2024/08/10
神奈川県

企画展「没後10年 古田足日のぼうけん」のチラシ

図版:『全集 古田足日子どもの本』全13巻・別巻(1993年11月 童心社)装画から

タイトル左右4点=©田畑精一

1列目(2点ずつ)=©おぼまこと/©西巻茅子/©遠藤てるよ

2列目(2点ずつ)=©織茂恭子/©谷口広樹/©田島征三

3列目(2点ずつ)=©和歌山静子/©太田大八/©滝平二郎

4列目(2点ずつ)=©梶山俊夫/©伊藤秀男/©長谷川集平

『おしいれのぼうけん』草稿 1974年11月 童心社(神奈川近代文学館蔵・古田文恵氏寄贈)

堀内誠一画『ロボット・カミイ』原画 1970年3月 福音館書店(個人蔵)

企画展「没後10年 古田足日のぼうけん」の詳細はこちら

展示概要

古田足日(ふるた・たるひ 1927~2014)が画家・田畑精一と共につくった絵本『おしいれのぼうけん』が生まれて今年で50年です。おしいれの中でくり広げられる子どもの不思議な冒険をえがいた同作をはじめ、『宿題ひきうけ株式会社』『ロボット・カミイ』など、はげしく変化する現代社会で育つ子どもの姿をあざやかにとらえた古田の作品は、子どもたちの支持を受けて読み継がれています。一方で古田は、児童文学の可能性をさぐる評論家としても活躍し、子どもを取りまく社会問題や平和運動にも、その中心となって取り組みました。

本展では、当館がご家族から受贈した原稿や創作メモのほか、白梅学園に寄贈された旧蔵書や、田畑精一、久米宏一、堀内誠一らによる代表作の原画をもとに、子どもたちの生きる力になる新しい児童文学を追い求めた〈古田足日のぼうけん〉をたどります。

開催情報

  • 会 期:2024年8月10日(土)~9月29日(日)
  • 休館日:月曜日(8月12日、9月16日、23日は開館)
  • 開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
  • 観覧料:一般500円、65歳以上/20歳未満及び学生250円、高校生100円、中学生以下は無料
  • 会 場:神奈川近代文学館第2、3展示室

関連イベント情報

・花音朗読コンサート「『没後10年 古田足日のぼうけん』に寄せて」

9月7日(土)13:30開演(13:00開場) 出演:語りと音楽・花音

入場無料 要申込

・記念講演会「『おしいれのぼうけん』誕生の秘密」

9月15日(日)14:00開演(13:30開場) 講師:酒井京子(童心社会長)

参加費:一般1,000円ほか 要申込