大佛次郎と山口蓬春 作家と画家、重なるまなざし 2025/1/21~4/20 大佛次郎記念館
2024/12/17
神奈川県
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展示概要
山口蓬春(1893-1971)は終生画壇で活躍し、独自の表現を模索し続けた日本画家です。多くの業績を残した蓬春は、文学作品のために挿絵や装幀の仕事も手がけました。
作家・大佛次郎(1897-1973)の作品では、エッセイや、時代小説の単行本にいくつかの作品を提供したほか、明治百年を記念した史伝「天皇の世紀」(新聞連載全1555回)の挿画30点を蓬春が担当しています。同じ時代を生きた二人は、画壇と文壇というそれぞれの世界で新しい挑戦を続けました。
展示では、二人が共同で行なった仕事の紹介とともに、制作に対する姿勢やエッセイの言葉、ともに愛妻家であり愛犬家・愛猫家だった側面などを通して、二人のまなざしが重なる箇所を探ります。
開催情報
- 会 期:2025年1月21(火)~4月20日(日)
- 休館日:月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)
- 開館時間:1月~3月 10:00~17:00、4月 10:00~17:30(最終入館は閉館30分前)
- 観覧料:高校生以上 200円 中学生以下 無料
- 会 場:大佛次郎記念館 2階ギャラリー
関連イベント情報
◎関連展示
山口蓬春記念館 令和6 年度 新春特別展【 大佛次郎と山口蓬春 ―時代を拓いた小説家・画家― 】
山口蓬春による「天皇の世紀」装画の原画や、長谷川路可、木村荘八など、大佛・蓬春ともに交流のあった美術家の作品を展示。